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フィリピン セブに2週間留学
写真はどっかいっちゃいましたので、GOOGLEMAPに記録されているタイムラインの地図載せます。
ホントにGOOGLEMAPって便利。香港でちょっと遊んでからセブに移動しました。
留学と言っていいのか分かりませんが、年末年始休みプラス休暇を取得して、2週間の留学に行った話です。
日本以外で過ごした場合どのくらいの効果があるのか知りたくて行ったようなもんです。
ネット検索して留学先を色々検討しました。おじさん向けの留学先としてマルタ留学とセブ留学に絞り、最終的にはセブのNILSに決定しました。
NILSに決定した理由
セブを選んだ理由
40代でも可能、滞在費用が安い、旅費が安い、申し込み期間が1週間からOK、寮が一人部屋、マンツーマン授業、1日10コマのスパルタコースあり、です
一方マルタは40代でも可能、滞在費用は比較的安い様子、旅費は距離に応じた金額なのでフィリピンより当然高いです。、申し込み期間が2週間からOK、寮がホームステイだと思います、ほとんどがグループレッスン、1日4コマ(40代50代向け)で午後は自由時間、ゴルフでも観光でもお好きにどーぞ、です。地中海まで英語の勉強しに行って、遊びほうけてるのもなんだかなあと思い、セブに決定しました
一番魅力だったのはマンツーマン授業とスパルタコースです。期間が短いので準スパルタ1日8コマを選択しました。グループレッスンの留学体験を読むと、何も発言出来なかったという声が多かったのでマンツーマン授業はとても魅力的でした。インターネットで申し込みし、費用を支払って申込書をfaxすれば準備完了でした。
入学前日 香港からセブへ
事前に香港へ行き3日程遊んでいました。澳門のカジノもちょこっと見学に行きましたよ。
日曜日午後に香港から離陸して、夕方19時頃セブ マクタン空港へ到着。飛行機から見たサンセットと月の景色はホントに綺麗で忘れられないです。写真とっときゃ良かったよー。
空港には日本人スタッフがお迎えに来てくれてました。
元旦なのに台風が接近していたので雨でしたが、蒸し暑かった。
タクシーに乗って寮まで移動です。
日本人スタッフの方は英語ペラペラです。車中でいろいろお話聞きましたが、スタッフといってもNILSの授業を受けているそう。ビジネスしたいのでもっと喋れるようになる為にオーストラリアから来たそうです。
すごいですね。海外で英語喋る日本人を目の当たりにすると、ただただすげーなー みんなって思います。
寮の部屋は広くきれいに清掃されてました。クローゼット、キッチンもあります。自炊も出来そう。エアコンが小さくて効くのか心配でしたが問題なかった。なんの問題もなく熟睡。
1日目 入学手続き レベル判定
初日は遅めの登校です。寮から徒歩5分程度に学校の入っているビルがありますので ジプニーの送迎には乗らずに徒歩で学校へ。セブのITパークに学校があります。
恐る恐る8Fの学校の受付へ行きましたら日本人女性スタッフがいて一安心。
それから入学のオリエンテーションです。日本人の女性スタッフがいて助かったー。
60歳近い方や、大学生っぽい女の子 合計4人が同じ入学日です。レベル確認のペーパーテストと会話テスト受けて 自分のレベルが決まります。自分は初心者の次のレベルです。
そっか初心者ではないのだな、となんだかちょっぴりうれしかった。
その時に留学にかかるビザ取得料金を支払います。その他お得な両替所の場所などを案内してもらい、教科書を購入したりして午後2コマ程度フリーconversation授業を受けました。
セブの若いあんちゃんの話は面白かった。飲み屋とか彼女の話だったけど お堅い話じゃなくてすごくリラックス出来ました。でも英語でおしゃべりして笑わせてもらうのは初体験。
選択した科目と理由
- PRONUNCIATION 発音のおさらいのため
- READING -1- reading skillを上げたいから
- Vocabulary -C- ボキャブラリーを上げたいから
- Talk -2- 会話力を上げたいから
- カランメソッド 是非やってみてと勧められたから
- ビジネス 迎えに来てくれた日本人スタッフの話に触発されて
選択しなかった科目
FREE CONVERSATIONはハードルが高すぎると思い、やめときました。ただ聞いてるだけになってしまうと思ったので。でも、ホントはこれを毎日半日4コマやっときゃよかったって今は後悔してますけどね。
PRONUNCIATION 午前中2コマ
これはとても良かった。ネットでも発音記号とか口の形とか載ってますけど、マンツーマンで目の前で口の形と音を確認しながらやると、効果が非常に高いとおもう。当たり前ですがすべて英語で書かれていますので、とても疲れます。 フィリピンの人たちはとても綺麗な発音です。もしなまりとかあるんじゃないの?って心配している人がいるようでしたら、全く心配ないです。
名前は黒塗りしました
まあこれは日本にいても勉強出来る事ですね。
READING -1- 午前1コマ
教科書の記事を読んで、設問に答える方式です。問題に答える時のみ英語でやりとりするぐらいなので わざわざ留学した学校でやるべきことではなかったかも。
Vocabulary -C- 午後1コマ
これも記事や物語を読んで設問に答える形式ですがレベルCなので小難しい単語が多く、読むのも大変でした。これも会話上達にはあまり関係なかったと思います。
Talk Talk Talk -2- 午後2コマ
これはホントにきつかったです。1行程度の説明文が書かれた絵をみて、この状況について自分はどう思うか話してくださいってことなんです。これって英検2級や準1級のWritingで agree or disagreeとか What do you think about that? といった問題を1時間 口頭で説明する感じの授業です。そんなこと言えないし、書けないしで、めちゃくちゃきつくて結局1回もGood Job出ませんでした。アウアウ言ってるだけでした。結局先生がExampleを書いてくれてただけのような。この教科書はどうも韓国人の方が使っている教科書みたいです。こんなの使ってトレーニングしてるんだから韓国人の英語運用レベルは恐ろしく高そう。
カランメソッド
これをずっとやっていくと自分の会話の反射スピードが上がっていくのが分かります。これをもっとやるべきでした。ただ、これもきつかったんですよね。オンライン英会話でもいくつか扱っているので、オンラインやるかたは試しに2か月くらいやってみて。マテリアルは無しで、先生の質問にひたすら正しい英語で答えます。
ビジネス
ビジネスの記事を読んで質問に答える形式や、e-mailの書き方等です。トーイック受験したい人には最適ではないかと思いますが、レベルが高かったため会話重視の授業にすればよかったと後悔してます。
土曜日の無料レッスン
無料だし初心者歓迎みたいな事書いてあったので、フラフラと朝9時に学校に顔出したら、4名しかいません。みんな遊びに行っちゃってるんですね。肝心の内容ですが、全然初心者向けじゃないんですわ。初めて見る単語ばかりで、その単語を使った簡単な分を作るという作業です。疲れたよー。
午後は物語を読んで要約してくださいという内容です。はあ?話自体を読み進む事ができません。ひたすら辞書を使います。それを発表するのですが、とても難しかった。途中でこっそり抜けてく人もいるし。
超短期留学まとめ
2週間では短すぎます。やはり最低2か月くらいはいないと留学効果が無いのではないかと思います。
フィリピンの先生たちはみんな綺麗な英語をしゃべります。全然心配いらないです。で、みんな親切でやさしい人達です。
卒業時はintermidiateのランクが1ランク上がりました。これは単なるサービスだと思います。多少語彙は増えたような気がするし、日本人意外と話す事へのハードルがかなり下がったと思う程度ですから。あとタクシー運転手さんと雑談したり出来るようになりました。こんなくらいです。
一日8コマは授業で進む量が多いので、予習復習が全く追いつかないです。4コマか6コマで終わって、寮で予習復習したほうが絶対にいいです。
日本でも出来る事じゃなく、会話力が上がるようにFREECONVERSATIONをメインにすればよかった。といっても基礎がなってないから会話力があがるかどうかもあやしいんですがね。
Talkはとてもいい授業だと思いますが 英検2級合格者か準1級受験者ぐらいじゃないと厳しいかも。うんうん、あうあう 唸っているだけで、まったく続かない進まない。先生(といっても若いお嬢さん達)が優しくなだめるようにボードにセンテンスを書いてくれた。
英語のトークが得意で文法が苦手な人(そんな人 日本人でいるのか?)なら先生が文法指導してくれるので有効かも。
日本である程度のレベル(たぶん2級合格後くらい)に達してから行けば、超短期留学でもかなりの成果があるのではないかと思います。
マンツーマン授業なので何も喋らずに授業が終わるとか、恥ずかしいとかが無いので、心折れずに2週間学校に行けたんだと思います。グループレッスンだったら多分途中で逃げ出してましたね。
自分は2級クリア TOEIC700クリアしてからもう一回行ってみたいです。今度はマルタか人生の記念にNYでもいいかも。
そのときはグループレッスンでもついて行けそうな気がしてるんで。(ナゾ理論)